篆刻講座、開催しました♪篆刻のやり方紹介!
Sunroom講師ブログ
こんにちは、陽苑です。
本日2/26(土)に篆刻講座を開催しました♪
コロナ禍ということもあり、富山教室では少人数で、オンラインでの参加の方もいつつの開催となりました。
書道教室Sunroomでは、篆刻の一般講座を行ったことがなく、わたしにとっても初挑戦の貴重な機会でした。
篆刻のやり方やその様子をレポート致します!
①
まずは、印材をサンドペーパーでゴリゴリ平らにしていきます。
最近の印材は平らに綺麗にカッティングされているものが多いので、そんなにゴリゴリ頑張らなくても大丈夫かも!
②
印稿(デザイン)を作ります。
トレーシングペーパーに鉛筆で書いていきました!
辞書(篆刻字林)を眺めながら、どんなデザインにしようか…重要な作業です。
ポイントは、後で転写するので、濃いめに書くことです!
(私はいつもここでもたつきます…デザインで悩む…笑)
③
転写作業です。
朱墨で印材の表面を塗り、トレーシングペーパーをひっくり返し転写します!
反転している文字にしないと、ハンコになりませんので、このような作業になります。
(どうすればいいの!?これでいいの!?と一瞬みんなパニックになった笑)
歯ブラシの柄などで擦り付けて転写します。
④
黒の墨で補正する作業です。
転写後の鉛筆の跡だけだと、少しわかりにくい…
という場合は、小筆で上からなぞってみましょう!
これで下書きの完了だー!
↑
陽苑の陽の字の下書きができたー♪
⑤
ちょっと休憩
これから彫るので…お菓子などを食べて体力をつけます笑
⑥
さぁ、彫ろう!!
ゴリゴリ…ガリガリ…!
今回は皆さん、文字の部分を彫っていきます。
(文字が白くなります。【白文】といいます。初心者にオススメ!)
印刀は印材の大きさやデザインの細かさによって使い分けます。
印刀の握り方は
握刀法と単鉤法があります。
やりやすい方でいきましょう!
↑
ちょっとずつできてきたよー!!
⑦
出来上がったら、試し押しをしてみます。
どんな風に見えるかな…印影を確認してみます。
意外といいやん!?
とか
思っていたより細いかも…
とか
ギザギザしてるから、もう少し綺麗にしないと!
とか
修正点を考えてみます。
⑧
修正して、また押して…修正して、また押して…を繰り返していきます。
↑
細いのころを太くなるように修正してみました!
⑨
最後の仕上げ、角を落とします。
柔らかみを出す為に
味を出す為に
使い古し感を出す為に
印刀の柄の部分で叩くようにして、角を落としていきます。
どのくらいの力でやればいいのかなぁ…
と皆さん不安がっていましたが、
意外と力強くいっちゃっても大丈夫です!
カンカンっ
と音を立てながら、皆さんのセンスでやっていきましたよー!
⑩
印影を確認して完成!!
やっぱり角を落とすと柔らかみがでていいですよねー!
みんなで頑張った!やりきった!最高だ!
楽しく集中した充実の時間でした。
多分、一人でこの作業は…楽しいけど…無理かも…笑
とても根気のいる作業なので、皆んなとまた頑張りたいです…!
もし、一緒に篆刻をやってみたいな〜となれば、いつでもご一報ください。
対面教室でも、オンライン教室でも、開催します!
一緒に篆刻を楽しみましょう(^^)