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書道で未来ある子どもたちに伝えたいこと

Sunroom講師ブログ 

こんにちは!

陽苑です(^^)

富山県ではコロナも収まりまして、リアル書道教室も再開しております!

子どもの生徒さんたちに接することができて、

パワーをもらえたり、

吸い取られたり 笑

体力が要ります!!笑

 

そんな子どもたちの書道に取り組んでいる様子を見ていると、

「この子たちは、なろうと思えば何者にでもなれそうだな」

と思えてきます。

好奇心旺盛なキラキラした瞳。

「先生あのね!」

と色んな話をしてくれます。

この子たちは将来どんな大人になるのかな?

楽しみでなりません。

ただ眺めるだけではなく、私も書道でできることをこの子たちにしていきたい。

切にそう思います。

 

書道は文字を美しくする技術を教えるだけではありません。

 

✅礼儀作法を身につける

「お願いします」

「ありがとうございました」

お道具を大切に扱わなければなりません。

姿勢も正して書きます。

自分で汚してしまったところは自分で拭き取ります。

道具の準備や後片付けも自分で行います。

そういった書く以前のこともしっかりやろうと伝えています。

 

✅歴史・文化を学ぶ

漢字はどのように作られたのか?

平仮名はどのように作られたのか?

知識の部分も時間がある時にお話しします。

書道の歴史や文化に触れていく中で、一般教養が身につきます。

中国の歴史。日本の歴史。

文字の成り立ち。

どのような偉人や和歌が登場するのか。

歴史を紐解きながら学ぶ書道は楽しいですよ。

 

✅右脳を活発にさせる

空間把握能力がないと美しい文字は書けません。

筆を正しく持ち、膝を上げて、筆圧をコントロールする。

どの場所で、どのくらいのスピードで、どのくらいの圧をかけるのか。

書道は計算が必要です。

その計算を瞬時に行わなければならないのですが、それは日々の鍛錬によって為し得られるもので、右脳の発達に関わってきます。

直感的に体感して得られる子ども。

しっかりイメージトレーニングをして、お手本にメモしながら考える子ども。

子どもにも個性があって、習得方法も様々です。

子どもの個性に合わせて、指導の仕方を考えています。

 

✅達成感を味わう

毎回のお稽古でゴールがあります。

そのゴールに向かって練習していきます。

注意すべきところに意識をして、

「いい作品ができた!」

とお稽古の後に思えることが出来れば最高です。

もちろん、納得のいく作品ができず、悔しい思いをすることもあります。

それも良い経験です。

また、作品展のために一生懸命作品を書き込み、

一番良い作品を表具し、掛け軸になり展示されれば、とても嬉しいものです。

自他共に「成長したな!」と思えること間違いなしです。

 

✅仲間と高め合う

書道は個人戦のように思えますが、私は団体戦だと思っています。

大人になった時、孤独な状態で戦うこともあるかもしれませんが、

仕事でチームを組んでやることも多くあるでしょう。

また、お互いにやることは違っても、ライバル意識を持って高め合う仲間がいるだけで成長の度合いは違うでしょう。

書道は個人で取り組むことが多いですが、

同じ教室の他の子の書いている様子や作品を見て

「こうすればいいのか」

「自分も負けてられない」

「もっとこうしたら良いと教えてあげようかな」

などなど…戦友のようになったら良いなと思い、子どもたち同士でコミュニケーションを取らせることもあります。

1人で戦うより、仲間がいた方が可能性は無限大に広がりますからね。

 

とまぁ、色々長いこと語ってしまいました。

私が伝えたいことを再度申しますと、

《ただ文字を美しくするのが書道ではない》

ということです。

まだまだ書道で子どもたちにできることはあると思います。

 

私は書道パフォーマンスも子どもたちと行っています。

高校生のお姉さんお兄さんじゃないですよ。

未就学児や小学生たちとやっています。

「え?できるの?」

と思うかもしれませんが、できました 笑

彼らはすごいですよ。

可能性に満ちています。

書道パフォーマンスではまた違った側面が色々とありまして、ドラマチックなこともあり、

上記で挙げた以上のことを得ることができます。

 

私は書道で子どもたちに何ができるのか。

もっと何か伝えられるんじゃないか。

子どもたちの姿に刺激を受けながら。

日々考えながら指導をしていきます!

 

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